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Happy Thanksgiving!
  
25日はThanksgiving Day(感謝祭)で、じーちゃんの家に集まることになりました。じーちゃんちのオーブンが壊れているので、家でターキー(七面鳥)を焼いて持っていくことにしました。去年リチャと私が「ターキーの骨抜き技」を習得して以来、家族の集まりがある毎にターキー担当となっているのであります。骨を抜くとその分ターキーの中にいろいろ詰め込めるし、食べた後から肉をそぎ落とす等の面倒がないので、気に入っています。普通はその余った骨を煮込んで、ターキーストックを作り、そこからスープやお粥を作ります。何だか文面を読んでいるだけでもちょっと気持ち悪いですが…

これまでにターキーの中に詰めたもの(stuffing)は、イタリアン・メキシカン・チャイニーズ。主流ははstuffing用のキューブ状になった固めのパン(クルトン)や野菜等を詰めます。私たちの場合は、食感を残すために玄米を使ってリゾットを作って詰めます。stuffingは焼いている間にかなり跡形なくなります。チャイニーズだけは例外でChow Mein(焼きそばの麺に近い中華麺)とマナプア等を詰め込みました。私は純粋に麺と野菜を詰め込みたかったのですが、リチャが「開けてびっくり飲茶登場ターキー」を作りたいと「懇願」してきたので、Half Moonやマナプアを詰め込むことにしたのでした…意外にもふかふかのマナプアはターキーの肉汁を吸い込み、ジューシーなダンプリングとなったので、見かけだけでなく味としても成功したのでありました。

今回はたっぷりハーブを入れてホールトマトをかなりぶち込んだ「イタリアン」にしてみました。好評でした!

20041126150015.jpgもう骨を抜いた状態。お腹から切り開いて一部を残して縫合します。残った部分からstuffingを詰め込みます。ちなみに今回のターキーは17ポンド(約8キロ)ありました。

20041126150106.jpgこれがstuffing。これだけでも十分美味しいです。「野菜超過イタリアンリゾット」です。貝型のパスタも入れています。

20041126150132.jpg外した骨を煮込んでターキーストックを作ります。半分をリゾットに使い、半分は冷凍保存しています。

20041126150051.jpgターキーストックを別容器に注いで冷凍保存した後、更に煮込んで骨の髄まで使い切ります(って生々しい…)。お米やシイタケ等を投入し、ここでお粥を作りました。ちなみにリチャは中国系なのでこのお粥をjukと呼びます(注:食べ物とじーちゃんのことをagungと呼ぶ以外は、全く中国語話せません)。

20041126150031.jpg上にいろんなハーブを乗せて、下にはジャガイモを置いて4時間焼きます。何だか神聖な生贄のようです…

20041126150311.jpgこれが出来上がり。今回出た肉汁と油をかけながら焼くのを忘れたので、外側がかなりパリパリになってしまいました。


クリスマスにまたターキーを焼きます。恐らくお正月も…
   
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お決まりのもの。
  
20041123195531.jpg自然食品店DownToEarthに行くと必ず買うものがあります(というか、それ目的で行くこと多し)。日本ではほとんど手に入らないCorn Breadです。DownToEarthには2種類あって、プレーンのものとWith Seeds(カボチャの種やゴマ等がのったもの)があります。Corn Breadはいわゆる「コーン」が入ったパンではなくて、トウモロコシを挽いてできたCorn Meal(コーンミール)でできています。日本ではイングリッシュマフィンの上にのっている粒々、と言えばわかるかもしれません。

少しこのDownToEarthのCorn Breadは油っぽいところもありますが、何故か常に味が恋しくなります。粒々感が口の中に残り、ずっしりときますが、コーンミールのほのかな甘さが口に広がります(もちろん砂糖も使ってありますが)。今まで食べた中ではここのがベストです。

先日お昼休みにアラモアナSCにある日系デパートShirokiyaに行ってみたら、ニュースであってた通り、日本から直輸入のシュークリームにすさまじい行列ができていました。ちなみに英語ではCream Puffと言います(シュークリームはShoe Creamとなってしまう…)。個人的にはずっしりしたパンが好きなので、ヨーロッパ系のパンを好んで食べますが(もちろん精製度の低い穀物を取ろうという意図も大いにあり)、やはり日本のパンは感動するほど美味しい!Corn Bread片手に日本のパンを思う、今日この頃です。
   
  
マナプア博士(1)Naniwaya浪速屋
  
重さ:8.5oz(約240g)かなりずっしりとしている。
値段:$1.3
野菜度:中
バン(bun):ぷっくりしていてハリがある。小麦粉大目に配合。見かけほど弾力はない。ベーキングパウダーでゴマカしている。
中身:豚挽き肉にキャベツ・玉ネギ。味としては日本の肉まんに近い。ラードを使っているかも?つなぎに片栗粉のようなものを使っているのか、意外に(胃に)重い。

20041217005155.jpgマナプアなしでは生きていけない体質になった私。ウォードSCにあるBALEのマナプアに惚れて以来、本当に様々なマナプアを食してきました。マナプアとは中華まんのことですが、日本のものよりもバンがずっしりしています。マナプアだけでお腹いっぱいになるのですが(と言っても前は2個も食べていた)、野菜度が普段低めなために、必ずV8を飲まないと一食として満たされないのであります。

あくまでも評価の基準は私の「バンずっしり、中身ジューシー、野菜含有率高め」という偏った観点になっています。

アラモアナSCのフードコートにあるラーメン屋さん浪速屋にいつもホクホクと並んでいるマナプア。以前に食べてもういいかと思いましたが、ブログにアップしようと思って懲りずに食べてみました。

中身はジューシーというよりも少々ネットリ。食べた数時間後でもかなり油分だけが胃に残り、個人的には評価低です。しかし味は日本の肉まん風です。やはりラーメン屋のマナプアだからでしょうか。ただ、浪速屋にはsriracha(チリソース)が置いてあるのは合格点です。私は常にsrirachaと赤酢を使うので…
   
  
初めてありつけたアボカドバーガー!
  
20050107114721.jpg
ノースショアにランチに行こう!と電話がかかってきて、どこに行くのかと思えば、Kua'aina(クアアイナ)でした。ノースショアが発祥の地で今では東京にも支店があるということです。ウォードSCにもお店があるのですが、やはり本店で食べたい!しかもお昼ごろにはもうすでに人気のアボカドバーガーは売り切れているので、朝10時くらいから行ってきました。

以前は掘っ立て小屋のようだったのですが、最近改装&近くに移転したようで、EatInスペースは広く綺麗になっていました。

11時の開店と同時にすべるように入り、念願のアボカドバーガーを注文したのでありました。何回行っても売り切れだったアボカドバーガー。恐らく1/3個は入っていそうな勢いです。私は1/3ポンド(約150g)のお肉で注文。1/3か1/2ポンドを注文できます。味付けはシンプルにも塩コショウのみ。好みでテーブルに置かれているケチャップやマスタードをグリグリかけます。個人的には何もかけないのが好きですが。

通りがかりのサーファーのにーちゃんに聞いたところ、ハレイワ入り口のところでRoxy Proのサーフィン大会が行われているということ。Ted's Bekaryのチョコレートハウピアクリームパイをデザートに食べに行ってそのサーフィン大会へ赴きました。ちなみにハウピアはココナツプリンのことでハワイの人気のデザートの一つです。このテッズベーカリーのパイは数種類あって、このチョコレートハウピアが一番有名です。個人的にはパイクラストの層が数日置いてしなれて、せっかくのパイ層のサックリ感が損なわれたように思えるので、そこまで好きではないのですが…このノースショアのお店には店舗ではお目にかかれないケーキやプレートランチもあるので次回はそちらを試してみようと思います。

というわけでRoxy Proに到着。波はそこまで高くなかったものの、日系ロコサーファーが活躍していました。サーフィンにそこまで興味がないものの、やはりプロのサーファーの違いは目に明らかでした。一人ブラジル出身の小柄の女性サーファーがインタビューを受けていて「身長はどれくらいですか?」という質問に対し「145」という回答で観衆は一同爆笑。彼女は本当のことを答えたのですが、アメリカではフィートとインチが主な単位なので、「4.10(four-ten)」と答えるべきだったのかな。あまりにも小さいので、ジョークだと取ったのだと思います。それにしても久しぶりだったノースショア。リチャは泳げないので、友達としかビーチに行けないのが残念ですが。
   
  
Kale Bread
  
20041119205602.jpgKale Breadを焼いてみました(と言ってもブレッドメーカーで。パンの下の部分に穴が空いているのはそのハネの跡です)。「ケールブレッド」つまり、日本では悪名高き(?)青汁の原材料となっているケールです。味としては濃いほうれん草パンのような仕上がりとなっています。今日の朝食に合わせて作っていたら、リチャが一人で1/2斤食べていました。とにかく何か私が用意しておかないと必ず食事をすっ飛ばす、またはお菓子で済ますので、毎朝の朝食・昼食作りが大変です。

自然食品店DownToEarthの月1回行われる料理教室では本当に目からウロコの情報ばかりでした。その教室のおかげで日本では手に入らない食品の使い方等がわかって、チャレンジ精神旺盛な私の料理(味は?)に拍車がかかるのでありました。そこでのケールやチャードが紹介されました。ケールそのものの見かけは小松菜みたいです。先生によると青菜の中ではケールが一番カルシウムの含有率が高いということです。お馴染みシーザーサラダに入っているローメインレタスもカルシウムを多く含んでいます。教室でケールは食べやすい大きさに切って、モヤシやヤングコーン等と一緒に炒めて食べました。あと凍り豆腐も一緒に炒めて。やはりベジタリアンが多いせいか、「チキンの代替品」として使っていました。

それでもやはりケールは高いです。1lbで4ドルくらいだから、一株400円くらいでしょうか。今回贅沢にケールを使ったのも、たまたまスーパーで缶詰を見つけたから。新鮮なケールは美味しかったのですが、缶詰のケールは青臭さが結構残っていたため、思い切ってパンに使ってみて成功。野菜大好きな私たちとしてはまだまだ他の野菜で試す価値がありそうです。
   
  
斎(jai) - Buddha's Delight
  
お気に入りの中華料理は斎(jai)。特に中国暦での新年あたりや一ヶ月の内、特定の期間だけ置いている中華料理店は少なくありません。

こちらでは'Vegetalian Food'って書かれているし、本来は「お坊さんの食事」と言われるような精進料理です。私の場合はとにかくシイタケ・きくらげ・春雨・サヤインゲン・ニンジン・厚揚げ・湯葉(スティック状)・白菜等入れまくって作ります。ポイントはキノコからのだし汁とオイスターソースの味を引き出すこと。偉そーなこと言ってますが、とにかくいろんな野菜をぶち込んでれば、野菜からも美味しいスープが出てきます。

近所の中華料理店でジャイの美味しいところがあります。ただし必ず干し牡蠣が数個入っていますが…
   
  
多国籍スパイシー「ジャンク」フードに興じる
  
20041114183520s.jpg私たちは辛いもの好きであります(もちろん甘いものも好き)。

昨日は最近アラモアナ近くにオープンしたメキシコ料理屋Taqueria La Michoacanaに行き、Torta(メキシカンサンドイッチ)Tamal(お肉を青バナナで包み、蒸し焼きにしてソースをかけたもの。バナナはマッシュポテトのような食感。)Soft Tacosを食べました。Quick Serveレストランなので、簡単に食べられるのは良かったのですが、メキシカンレストランお決まりのものがない!トルティーヤチップとサルサソースがなかったんです。メキシコ料理の味を測る一つの基準として、私たちはそのお店のサルサソースを定めているため、ちょっとがっくり。リチャはもっとがっくりして、その晩家でまた口直しのメキシカンとなりました。メキシカンと言っても私たちはナチョス好きなので、とにかく野菜をグリグリ入れてナチョスを作ります。今回はお決まりのトルティーヤチップの上にチェダーチーズをとろけさせ、サニーレタス、ニンジン、ブラックビーンズ(カイエンヌペッパーで更に辛みと味の深みを)、サルサソース、サルサ・ヴェルデ(緑色のサルサソースで辛みはあまり無い)。リチャは更にブリトーを作成していました。今夜はこれで私たちのMexican Cravingは満たされたのでありました…

左上:Safewayブランドのサルサソース。Safewayは全米に広がるスーパーです。この他に「ニンニク好きのためのサルサ」等、数種類あります。値段の割には美味しいです。左下:ロースト・ペッパー・ディップ。チポートレや唐辛子が入っていて、ピリ辛味です。真ん中:もち吉の激辛せんべい。リチャ用に買ってきたのに、私がほとんどたいらげてしまっています。あまりに辛くて涙と鼻水が出ます。代謝が良くなりそう???数十分間は味覚を失いそうな勢いの辛さです。右端:プリングルズ新製品「火を吐き出す程の辛い!」という表示の割にはあまり辛くありませんでした。

こんなの見てると私が毎日ジャンクフードばっかり食べているようですが…リチャが買ってくるんです!言い訳に過ぎないか…
   
  
必要は手作りの母。
  
20041114181726s.jpg以前までは普通の納豆をスターターとして納豆を作っていたのですが、まさおさんから納豆菌を頂いたので、今回納豆菌から作ってみました。純粋な納豆菌から作っているにも関わらず、糸引きに関しては納豆そのものから作ったほうが粘りが強いように思えます。

いただいた納豆菌は目薬のような容器に入っていました。それから納豆3キロ分くらいが作れるようです。

自作納豆は普通の大豆の色をしています。どうしたら市販の納豆のような茶色っぽい熟成された色になるのかはわかりませんが、しっかり「大豆」の味がするので、まあこれでいいかと思っています(以前大豆を煮ている間にうっかり寝てしまい、大豆を焦がしたために納豆色が出た経験はアリ)ハワイにも納豆はありますが(Hawaii Natto等。現地製造の納豆は意外にも美味しい。)殆どのものが空輸されたのか、大豆の味がしないし、しかも高い(300円くらいがザラ)!母が言っていたように、納豆は「大豆」が命。大豆はDown To Earthという有機食材店のものを使っています。

無いものは作ってみせる!これが私のモットーです。
   
  
アジアン食材ハンター(2) お酢のチカラ
  
20041114183540s.jpg左が鎮江香酢。香酢は黒酢よりもアミノ酸に富んでいるということですが、はっきりしたことはわかりません。黒酢の代わりに使っています。黒酢と同じく、お肉との相性がとてもいいです(特に豚肉)。これも私はマナプアをつけて食べます。

右は赤酢。料理としての使い道はわかりません。これからまだまだ研究の余地あり。一度インターネットのコラムで、上海の飲茶レストランには常備してある、というのを読んで、ハワイの飲茶レストランで頼んでみたらありました。シュウマイや餃子類にも合うし、マナプアにも合う!Chow Mein等、コテコテした中華の炒め麺にも合う!ということで、リチャにも勧めたところ、かなり気に入って、中華レストランに行くと必ず赤酢をオーダーし、二人で一瓶近くあけるのでした…油っぽい中華をさっぱり味にしてくれ、その上コクは残す…是非お試しあれ。
   
  
アジアン食材ハンター(1) すぷらっちゃ?すりらっちゃ?
  
20041114183622s.jpg左がsrirachaソース。中華レストランやベトナムレストランに行けば必ず醤油のように置いてあるもので、フォーを食べつつ、味に飽きてきた時なんか、最後にかけて食べるとまた違った味わいがして美味しいです。甘みが低いチリソース。個人的には調味料としてはほとんど使いませんが、エビに絡めて炒めたら美味しいと思います。私はよくマナプアにかけて食べるのであります。

右がmae ployソース。こちらは甘めのチリソースで辛みはやや落ちるものの、後味はピリっとしいて、美味しいです。日本ではよく生春巻きのソースとして添えられていることがあります。香菜など加えるとなおグッド。私はサラダドレッシングとして活用。以外に豆腐ともマッチします。

リチャは私以上に辛いもの好き。もちろんsriracha(スリラッチャ)ソースは常備しているのですが、思い込みからか(スプラッチャ)と言っています。今更修正しても遅いかな…?
   


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